珈琲の抽出温度の考え方

今日は珈琲の抽出温度の考え方に関して

私なりに書いていきます!

結論から言うと

浅煎りは高温

深煎りは低温

淹れることをおすすめします!

※ただし豆・焙煎度による

この記事を読んでもらえれば、

抽出温度の考え方に関して

知ることが出来ます!

私自身何度か抽出の競技会に参加し、

入賞経験もあります。

初心者にも中級者にも役に立つと思います!

是非参考にしてみてください!

珈琲の温度はどのくらいが良い?

珈琲は温度で味が変わります。

私なら、

浅煎りは85度以上(ゼンゼン90度以上もあり)

中煎りは80~85度

深煎りは80度以下

としています。

ただし正解はありません!!

よく分からないよって方はとりあえず

上記の温度を参考にしてみてください!

ここからはほんのり深堀して行きます!

なぜ浅煎りは高温、深煎りは低温で淹れるの?

上の参考温度を見てみると分かるように、

浅煎りは高めの温度

深煎りは低めの温度

を選択しているのがお分かりでしょうか?

珈琲は実は科学です。

化学の法則として、

温度が上がると激しく

温度が下がると緩やか

日常生活でも感じることも多いかなと。

今回は抽出に関してではなく温度に関してなので、細かくは省きますが(後日執筆します。)

珈琲を抽出するという行為は、

分解して説明するのであれば

「珈琲の成分を注いだお湯に移動させる反応」

です!

温度が高いお湯を注ぐと成分は早く多く移動します。

温度が低いお湯を注ぐと成分は遅く少なく移動します。

※一定の条件で比べた場合です。

つまり、温度で

1杯に含まれる成分の量を調整

しているのです!

さて少し前置きが長くなりましたが

ではなぜ浅煎りは高めの温度で

深煎りは低めの温度で淹れるのか、

それは焙煎度合いによって

豆の成分の量(割合)は変化するからです。

(こちらに関しても詳しくは今度執筆予定)

豆の成分。。

少し細かく酸味、苦味、渋み

としましょう。

浅煎りは

酸味を多くもちあわせています。苦味、渋みは少なめ

中煎りは

浅煎りよりも酸味は少なめ

浅煎りよりもほんのちょっとだけ苦味渋みが多め

深煎りは

酸味は少なめ、苦味多めで、渋みは中煎りよりも少し多め

傾向的にだいたいこんな感じです。

浅煎りは酸味が多いので、

しっかりと苦味の部分まで抽出してあげないと、

酸っぱすぎる珈琲になります。

なのでいっぱい移動して欲しいので、

高い温度のお湯で抽出します。

中煎りは

浅煎りよりも酸味は少なめです。

苦味渋みは少し浅煎りよりもあるのであまり出すぎると(好みはあれど)よろしくありません。

なので少し抑え目の温度で抽出します。

深煎りは

酸味は少なめで、苦味と渋みが多いです。

大前提深煎りは苦みを味わう飲み物だとしても、渋みはなるべく抑えたいところです。

なので、低温で抽出します。

※わかり易めで書いてるので厳密な表現は避けてます

まとめ

あくまで、温度に焦点をあてて書いたので、

少し分かりやすく端折っていますが、

何となく湯温で珈琲の味わいがかわることの関係性をご理解いただけましたでしょうか?

あとは経験あるのみだと思います!

もし淹れてみて、

「少し酸っぱすぎるな」と思ったら湯温をあげてみたり、

「少し苦すぎる渋すぎる」って思ったら湯温を下げてみてください!

そのうち「だいたいこのくらいでいいかな?」と考えられるようになり、

しっかり「私はこんな味にしたいから」と

淹れられるようになると思います!

(* • ω • )b